大規模オフ会やコミケにおすすめ、使って捨てられるダンボール銭箱の作り方

Twitter関東忘年会で作ったら意外と好評だったので、作り方をまとめておきます。
基本的に使い終わったら捨てるものなので、適当に作るのがよいと思います。


【1】お札が縦に入る幅のダンボール、カッター、ガムテープ(できれば布テープ←手で切れるので何かと楽)を用意します。
ペットボトルのダンボールがどこのスーパーでももらえる(なんならコンビニでももらえる)のでおすすめ。

【2】まずは底をふさぎます。

【3】使いやすい高さにします。ペットボトルのダンボールの場合は、だいたい下から2/3くらいのところ(画像で線が引いてあるあたり)を切っていきます。
今回は解説ってことで線を引いて丁寧に作ってますが、別に線を引かずにアバウトに切ってOKです。

私はカッターの刃をいつも2センチくらい、ないしは4センチくらい出してダンボールを切るのですが、たいてい周りの人に「出し過ぎ! 危ない!」と怒られます。でもせめて2センチくらい出さないと切りづらい気がするんだけどどうなの? というわけですぱすぱ切っていきます。

【4】このとき、長い方の辺の1つは切らないで残しておきます。ここがあとで小銭置き場になるので間違って切っちゃわないようにしましょう。

ちょっと長いので、ふたの部分は切り落とします。

切り落としたパーツを並べるとこんな感じになります。

【5】切り落としたパーツを使って、箱の内部で使う仕切りを作ります。今回は切り落としたパーツの中で一番大きいものを2つに切りました。

ぱかっと。

【6】仕切りを付ける前に下準備。お札がスキマにもぐりこんでしまわないよう、ガムテープで底面を固定しておきます。

【7】試しに仕切りを入れてみた、の図。幅もちょうどよいのでこのまま使います。ちなみに今回は横幅が広くないダンボールだったので仕切りが2枚(スペース3つ)にしてますが、横幅が広い箱の場合は仕切りを3枚(スペース4つ)にしてもよいと思います。
コーラの箱とかアクエリアスの箱だと横幅が広くなった気がする。って1.5Lのペットボトルってことですね。1000円札を大量に受け取る可能性があるときはそちらがおすすめです。

【8】ガムテープで仕切りを固定します。

アップにするとこんな感じ。どうせ捨てるんだからキレイに貼れなくてもまったく問題なしです。これでお札を入れる部分は完成。

【9】続いて小銭置き場作ります。さっき残しておいた長い部分を内側にぐにっと折ります。カッターで少し線をつけてあげると折りやすいです。

【10】赤い線は何だろう? というわけで、続けて半分の谷折りにしましょう。同じく、カッターで少し線を付けてあげると折りやすいです。

【11】谷折りにした部分をガムテープで固定します。角度はお好みで。急すぎると使いづらいので、90度くらいがよいのではないかと。
小銭の重みで破損しないようにしっかり止めます。上と下からがっちりテープを貼りましょう。見栄えとか気にしない。

【12】両方を固定したら完成! なけなしの1万円を入れたら財布にお札がなくなったのであんまり見本にならなかったけど許してください。

ダンボールで指を切るのが心配な場合は縁をガムテープで覆ってあげるとさらに丈夫になります。そこまでやらなくても大丈夫だとは思いますけども。

ついでに、売り上げを回収するときはこの箱に全部放り込んで(小銭は封筒とかに入れるが吉)、切り落としたダンボールでふたをする(ガムテでべたっと貼る)とそのまま持ち運べるので便利! 積めるし!

というわけでご活用いただければ幸いです。